近年、空間を広く使えることから引き戸に注目が集まっています。引き戸と聞くと和室を連想してしまいがちですが、洋風のおしゃれな引き戸もたくさんあり、家や部屋の雰囲気に合わせて設置が可能です。そこで今回は引き戸を設置するメリットと共に、引き戸をおしゃれに取り入れるためのポイントを詳しくご紹介します。
意外と便利な引き戸の機能たち
部屋のドアは片開きドアが一般的ですが、意外と引き戸も便利です。どんな便利な機能があるのかを詳しく見ていきましょう。
開けっ放しでも邪魔になりにくい
引き戸はドアと違い、開け放っても邪魔になりにくいのがメリットです。片開きドアの場合はドアを開けたままだとぶつかったり、スペースを取ったりして邪魔です。引き戸は壁と一体化するので、見た目にもうるさくなりません。
バリアフリーとしても
引き戸は開け閉めにさほど力を入れなくて済むので、「バリアフリーの家にしたい」と考えているならおすすめです。床に段差ができず開けてスムーズに移動することが可能なので、小さなお子さんや高齢の方が同居している家におすすめといえます。
周りに家具が置けるので部屋が広く使える
ドアを開け閉めするための空間が必要な片開きドアと違い、引き戸は壁に重ね合わせたり、壁の中に収納したりすることが可能です。そのためドア周辺に空間が不要なため、家具を置くことができます。部屋を有効に使いたいならば、引き戸がおすすめです。
おしゃれな引き戸のポイント
部屋を広く使えるメリットがある引き戸ですが、魅力はそれだけではありません。引き戸には色々なタイプがあり、部屋をおしゃれに見せてくれるものも多く存在します。そこでここでは、引き戸を選ぶ際にぜひチェックしたいポイントや選び方を詳しくご紹介します。
遊び心をガラスに取り入れる
引き戸を一枚ドアにするのではなく、ガラスをはめ込むことで遊び心が生まれます。すりガラスやステンドグラスにしたり、明かり取りに長細いガラスをはめ込んだりする方法があります。個性的な引き戸を選んでみましょう。ガラスを組み合わせた引き戸には、以下のようなものがあります。
- 小窓
部屋に明かりがついているかを確認することが可能。いくつかを組み合わせれば、おしゃれなデザインにすることができます。
- チェッカーガラス
おしゃれなガラスとして人気のあるチェッカーガラスは、すりガラスと同じく中が見えないことに加え、レトロな雰囲気があります。引き戸の半分、または三分の一に取り入れるとおしゃれです。
- 幾何学模様の枠
ガラスのはめ込み部分に幾何学模様の枠を取り入れることで、個性的なドアになります。
床か壁に色を合わせる
空間を広く見せるために、視覚効果を取り入れてみましょう。おすすめは、引き戸を床や壁と同じ色にすることです。色が同じだと空間内が一体化するため、部屋が広く見えます。また引き戸を開放した際、空間になじんで見た目にもうるさくなりません。ガラス素材以外でも、採光パネルを使って明かりを軽く採り入れる方法があります。
はっきりした色使いで海外風インテリアにも挑戦
思い切って、引き戸に個性的なカラーを取り入れるのもおすすめです。自分の好きなカラーを引き戸に取り入れたり、部屋に合わせたカラーを取り入れたりするのもおすすめです。例えばバスルームや洗面所は水をイメージして青、キッチンは元気の出るイエロー、トイレはリラックスできるグリーンにするといったこともできます。赤色や黄色などの原色使いで、海外風の個性的な空間作りをするのもおすすめです。
おしゃれな引き戸で暮らしを演出してみよう
引き戸は、「部屋に出入りするためのドア」という使い方だけではありません。部屋を区切ったり開けて空間を大きく広げたりするなど、様々なシーンを演出するための道具としても幅広く使える建具です。最近では部屋に光を採り入れたり、インテリアに合わせたりと自由な使い方ができるデザイン性の高い引き戸もたくさん出ています。リフォームで今まで使っていた片開きドアから引き戸に変える場合、設置場所によっては追加工事が必要な場合や、使いたい引き戸が使えないこともあります。まずはどんなインテリアに合わせたいかや、引き戸をどんなシーンで使いたいかなどのイメージをふくらませることが必要です。「どんな引き戸があるのかをもっと知りたい」とお考えなら、ぜひA.S.Rにお気軽にご相談ください。今までの施工実績を踏まえ、お客様のご希望に合った引き戸をご提案させていただきます。